燃費・速度・エンジン回転数・運転時間など多数の情報を表示させるマルチ情報モニターです。
クルマと接続することにより各種情報を、リアルタイムに表示させることが出来ます。
本機はディスプレイ分離型RSM-1をベースに開発し、コンパクトな一体型となっております。
本機は簡単にスッキリ取り付けしたいと言うニーズにお応えしまして、
従来型(RSM-1)をベースに液晶を一体型にしたコンパクトな設計になっています。
レーシングカー等の過酷な環境に耐えられるよう本体の剛性を十分に確保しています。
指などで強く押しただけでペコペコするようなヤワな筐体ではありません。
機能が従来機RSM-1と同じであるため、以下のご説明はRSM-1と重複する部分があります。
本システムの機能は下記の通りです。
・瞬間燃費(数値表示とバーグラフ表示および燃料カット表示)
・今回燃費(エンジンを切る毎にリセット)
・今回燃料消費量(区間燃料消費量)
・今回走行距離(運転毎の走行距離)
・今回運転時間
・アイドリング時間(停車時間)
・アイドリング消費燃料量
・累積アイドリング時間
・燃料流量(cc/分)
・平均燃費(手動リセット操作するまで加算)
・平均速度
・累積走行距離(手動リセット操作するまで加算)
・累積運転時間(手動リセット操作するまで加算)
・累積燃料消費量(手動リセット操作するまで加算)
・区間(トリップ)走行距離(手動リセット操作するまで加算)
・区間(トリップ)運転時間(手動リセット操作するまで加算)
・区間(トリップ)燃料消費量(手動リセット操作するまで加算)
・生涯走行距離(本システムを使用開始してからの積算)
・生涯運転時間(本システムを使用開始してからの積算)
・生涯燃料消費量(本システムを使用開始してからの積算)
・エンジン回転数(数値表示とタコメーター)
・エンジン最高回転数(ピークホールド機能)
・車速
・最高速(ピークホールド機能)
・航続可能距離(残距離機能)
・バッテリー電圧(ACC電圧)
・エンジンオイル交換目安(オイルライフデータ)
・インジェクタ開弁率(通電駆動デューティー比)
・各種設定機能(パルス仕様設定、車速・距離補正、タンク容量、燃費係数など)
・日本語/英語切替機能(カタカナと英字表示を選べます。例:ルイセキ⇔TOTAL)
・液晶バックライトディマー機能(ライトONに連動して液晶を減光)
本システムは以下のような外観になっています。
車両から電源やパルス信号を入力し燃費や車速などを計算して液晶へ表示させます。
本体100mm×50mm×32mmとコンパクト設計。
本体の背面から車両とシステムを繋ぐためのケーブルが出ています。
(1)システム本体について
車両から電源やパルス信号を入力し、燃費や車速などを計算して液晶へ表示させます。
本体ケースは幅10cm×高さ5cm×厚さ3.2cmの難燃性ABS樹脂製です。
本体の背面から1.5mのケーブルが出ており、車両と接続します。
出荷前には疑似信号(400km/h、8000rpm相当)を受信させて、動作確認を一通り行います。
詳細仕様については後述の仕様書をご覧ください。
(2)液晶ディスプレイについて
液晶は6色から選べます。
ホワイト
グリーン
レッド
オレンジ
ブルー
スカイブルー
ホワイトとグリーンとオレンジが人気です。
レッド・ブルー・スカイブルーにつきましては少し納期が掛かることがあります。
(3)車両との接続について
本体から1.5mのケーブルを背面から出してあります。
この先の接続にはユーザー様による配線(加工)が必須になります。
ケーブルは0.5sq耐熱耐油キャプタイヤケーブル直径8mmです。
配線取り回しの関係で電線が太すぎるなどの場合には被覆を剥がしてしまえばずっと細くなります。
(被覆を剥がした場合にはコルゲートチューブ等を使用して裸の電線を保護してください)
本システムの詳細について仕様書をpdfファイルにて用意しておりますのでご覧下さい。
※取り付けに不安のある方へ持込取付してくださるショップ様をご紹介します。
(1)取り付け方法
下図のように車輌のハーネスに割り込ませる形で接続します。
赤で書かれた中継ギボシ端子や割り込み配線を行います。
インジェクタ信号の接続は、大多数のエンジンではインジェクタ信号がエンジンの気筒数と同じ本数ありますので、作業のしやすい1本を選出して配線接続してください。
(2)適合車輌
電源電圧や出力信号の仕様が合致する車輌に適合します。
・電源電圧仕様
:バッテリー電圧12V
・車速パルス仕様
:1,2,4,8,16,20,25パルス方式(JIS規格準拠)
また多パルス仕様に対応するため50および100パルス設定も可能)
・エンジン回転パルス仕様
:エンジン1回転あたりの出力パルス数が0.5,1,1.5,2,3,4パルス
・燃料噴射信号パルス仕様
:電圧Lowレベルでインジェクタ駆動状態 (Low-active)
取り付けが可能な車種を調査するために参考となる資料を掲載しているURLをご紹介します。
PIVOT社サイトに掲載されている、
このPIVOT社のwebサイトに掲載されている車種は問題なく取付が出来ます。
その他の車種では
エンジンコンピュータの場所及びコネクタ形状を調べます。
(Defiのサイト上で“適用不可”や“SP不可”になっている車種は残念ながら取付できません)
続いてシエクルwebサイト公開のECU端子図一覧より
各車種のエンジンコンピュータのコネクタ形状と同じものを探し、
燃料噴射信号(IJ1)の場所を特定します。
「トヨタ」「日産」「ホンダ」「三菱」「マツダ」「スバル」「スズキ」「ダイハツ」
信号の位置情報が揃えば取り付け可能です。
なお、アクセサリ電源やバッテリー電源、車速信号線の位置は「アルパイン車種別取り付け情報」や「カロッツェリア車種別JUST FIT」でも確認できます。
取り付けに関する情報が上記のサイトで見つからなくても、ディーラーさんや整備工場さんで整備マニュアルを見せてもらえれば取り付け場所の特定ができます。
上記サイトに掲載されているのは代表的な車種ですので商用車に関しては掲載されていない可能性があります。ですが多くの商用車にも対応していますので、あきらめずディーラーさんで資料を手に入れてください。
装着の可否について過去の実績やインターネットを駆使して調査します。お気軽にお問い合わせください。
(調べても分からない車種もありますのでご了承ください)
最近、輸入車に本システムを取り付けていただいておりますユーザーさんが増えてきました。輸入車に関する情報がネット上に少なく、装着の可否について分からないものも多くあります。輸入車に取り付けを取り付けをご検討されている方は事前によくお調べのうえお申し込みください。
(3)取り付け実績および対応調査済みの車種
システムの仕様説明や更新履歴を下記ページに掲載しております。
過去にご質問頂いた内容の回答をまとめましたので参考にして下さい。ネットオークション出品時の質疑応答もそのまま掲載しておりますので、オークションに関する文面は適宜読み替えてください。
■ユーザーさんのお声
実際にご利用になられているユーザーさんのお声をご確認ください。
商品の説明を読むより利用者の生の声の方が解りやすいかと存じます。
・取り付けにはある程度の加工が必要となりますので仕上げの出来映えなどはユーザー様の腕次第です。
・本システムは車輌信号を受信して計算を行う機能のみ有しており、車輌自体への影響がないように設計してありますが、取り付け不能な車輌への無理な取り付けや、取り付けミスなどによる車輌の損傷などが発生する可能性があります。そのようなトラブルによる物損事故、人身事故、社会的損害等が発生しても一切補償いたしかねますのでご注意ください。
・出荷前に検査を行っておりますが、初期不良などがありましたら交換対応いたしますので宜しくお願いします。
ご購入なさる方は上記の説明をご理解のうえ、注意事項に同意されたとの事と判断致します。
お申し込みはこちらのオーダーフォームをご利用ください。
決済は代金引換・お振込・クレジットカードが使用可能です。
お申し込み以外のお問い合わせはこちらからどうぞ。
取扱説明書は電子ファイル(pdf形式)で無料にてご提供させていただいておりますが、
冊子でもご用意しております。(冊子でのご提供は有料になります)
パソコンやスマートフォン(iPhoneやAndroidなど)でしたら電子ファイルで閲覧可能ですが、
従来型の携帯電話で当サイトをご覧の方は冊子の説明書をご用命ください。
(極力、紙の省資源化にご協力ください)
ヤフオクの方もご覧ください。(稀に出品終了していることもあります)
※マルチインフォメーションモニターRSM-10をお試し頂ける、デモンストレーション機の貸出をしております。
デモ機の貸出はこちらからお申し込みください。
※取り付けに不安のある方へ / 取付を代行していただける業者様へ
※耐久レース等で本製品の導入を検討中のチームの方へ
本システムは取り付け→調整→操作方法の習得という過程を経て正確なデータを取得することが可能となります。そのため実戦で運用できるようになるまで1~2週間程度の期間が必要となります。注文が集中して在庫切れになる恐れもありますので、ご注文はレース本番1~2ヵ月前にお願い致します。